13Mountain / How Do You Feel? Camp & Hike

初夏の晴天大菩薩嶺登山

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film log

Mt.Daibosatsurei

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これは管理人が山に繰り出してはフィルムカメラで写真を撮り、コツコツとメモに登山日記を書いていたものを合わせた登山記録。

従来の登山レビューとは異なった、何の役にも立たない私の日記である。その山の雰囲気と私たちの登山スタイルだけでも伝われば御の字。

大菩薩嶺

2019.05.25

明日の天気は快晴、深夜沸沸と、1人山への欲望が爆発した。

スパノバ、回収するには行くしかない。

急いでパッキングして向かった。

久々にちょっと高度感を求めに。

よく考えてみれば2000mオーバーは

去年の夏、木曽駒ヶ岳以来だ(たぶん)

上日川峠から登り、大菩薩峠、大菩薩嶺と経由し

大菩薩嶺登山口へ降りるルート。

(大菩薩大菩薩うるさいな、)

事前にしっかり下調べを行った。

それでも少し足取りが重い、行きたい気持ちと恐怖が交差する。

というのもこないだの雷雨を引きずってる。

雷雨に遭遇、不遇、奥多摩三山の一つ。三頭山プチ縦走

怖い、

間違いだったらすぐ引き返す。

そう自分とお約束をし、

早く頂上へ行けるルートを選ぶ。

ハイカーとしてのプライドで、

(何を一丁前にハイカーだプライドだ言ってやがる)

長くても急げる下山路を選択した。

さて、ルート開始。

少し育った笹に囲まれ整備された登山道、

時に現れる富士山を横目に

ジワジワと高度を上げていく。

全く疲れない。登りやすい。

小一時間ほどだろうか。着々と登り進め、あっという間に大菩薩峠に到着。

すごく賑わっている。

こちらはソロ、あまりお邪魔にならないよう、小さく端っこで休憩。

素晴らしい展望、富士山、南アルプス、

まだ残雪が残る南アルプス

全てを見渡せるような気持ち。

手洗いを済ませ、山小屋をふらっと立ち寄り、

そこで鹿に出会った。初めての出会い。

鹿って車に轢かれたり人間の餌に寄ってきたり

少し可愛げのある間抜けなイメージがあったけど、彼は違った。

近づけば遠のく、人間を警戒している。

勇しく獣道の傾斜をぐんぐん登っていった。

純野生動物、山ではこっちが間抜けのようだ。

四足歩行が如何に山に適しているのか

謎に理解してしまったひとときだった。

大菩薩峠から稜線を沿い、大菩薩嶺山頂を目指す。

頂上の景観が悪いと口を揃えてみんな言うので

稜線での景色を堪能し尽くす。

時に立ち止まり、写真を撮り、息を吸って、   

また歩く。 

その繰り返しだ。

後ろを振り返っても絶景だねぇ…。

“富士山を見ながら昼ごはんが食べたい”

そんな想いを叶えてくれる場所で昼食。

グループできていたおじさん達の隣。

「ソロできたのか」

「どこから来たのか」

「こちらは昔からの友達と来ているんだ」

立て続けにお話を貰い、良い時間を頂いた。

さて、

昼食をマイペースに済ませ、再び歩き出す。

どこを見ても賑やかな山で嬉しい・。

景観に見惚れながら歩き続け、あっさり山頂着。

なんで標識が2つ並んでいるのだろう。。

小休憩を入れて、下山路へ。

木漏れ日が愛しい、

下調べでわかってはいたけれど、

いざ歩いてみるとやっぱり長い。

樹林帯の下山路はあまり好きじゃないのかもしれないなぁ、なんて山に失礼なことを思いながら。

そんな2時間が経過した頃、突然視界が開け、小屋に着いた。

なかなか趣のあるシンプルな小屋。

小屋からの下山路はこちら。整備されて歩きやすい。

地図を見返し、残り僅かだと気付く。

「もう登山終わっちゃうんだ」

そう考えると足取りが重い、下山したくない、

この心境がいつも滲みる。

楽しいことはいつまでも終わりたくないね。

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快晴を狙えば登山の醍醐味を存分に

味わえる上日川峠のルート、

逆に言えば景観を求めに登山に行くならば

このルートは快晴じゃなきゃ

あまり楽しくないのかもしれない。

総じて良い登山であった!

使用したギアはこちら!


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