13Mountain / How Do You Feel? Camp & Hike

雷雨に遭遇、不遇、奥多摩三山の一つ。三頭山プチ縦走

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Film log 

Mt.Mitou

film log

これは管理人が山に繰り出してはフィルムカメラで写真を撮り、コツコツとメモに登山日記を書いていたものを合わせた登山記録。

従来の登山レビューとは異なった、何の役にも立たない私の日記である。その山の雰囲気と私たちの登山スタイルだけでも伝われば御の字。

2019.05.04

ソロ登山

三頭山→大沢山→槇寄山

都民の森からの三頭山は楽。

ほぼ林間、景観が良くなるのは山頂直下のみ。

今回はソロということもあり、静かに足を進めていく。

厳しいピークもなく、難なく山頂に着いた。

実は、初ソロにてかなりビビってた。

奥多摩湖からヌガサス山経由でのアクセスは屈指の急登と聞くし、、、

何が起こるか分からないから、簡単なコースをチョイスした。

でも蓋を開けてみたら

楽すぎて登り足りない、みたいな感覚で、

奥多摩湖からのアクセスでもよかったかな…と。

山頂でご飯を食べていると、西からゴロゴロと音をたてながらくすんだ雲が。

・・・あかん。

こういうときに限ってレインウェアを削ってる。

ヤバイ。

早く下山せねば、と駆け足で下る。

雨雲の速度を甘く見ていた結果、三頭山避難小屋を超える。

ここが大きな間違いだった。

駆け足で当初の下山を進めながら

すれ違う登頂前の方々へ雷雲と避難の指示をしながら急ぐ。

大沢山を過ぎた辺りで降雨。

次第に雨足は強まり、遂に雷雨に遭遇、

槙寄山山頂目前で雷雨のピークへ。

回りは樹林と開けた山頂、

なぜ三頭山避難小屋で足を止めなかったのか。

悔やみながらも樹林帯傾斜でうんこ座り。

木に当たったらヤバイな、

でも山頂はもっと危ないな、

自信の危機管理力を問われる場面だった。

5月なのに濡れたパンツが寒い。

寒さに耐えきれず

エマージェンシーシートを遂に開封。

kこ

こんな形で使うとは思わなかった。

シートにくるまりながら、ただただ

雨雲が過ぎ去るのを待つ。

二時間弱で雨雲は去る。

遠くなっていく雷鳴を聞きながら

死ななくてよかった。と自撮り

CChChiChC

当初予定していた大羽根山から数馬ではなく

雷雨が去った後、数馬峠からの展望。

数馬峠から分岐での下山。

三頭山の展望はそこそこ良い。

下山ルートは三頭山からの尾根を伝っていくと毎度左に分岐があって、残り時間を見ながら下山を調整できるところが魅力。

その尾根を60kmくらい歩き続けると、高尾山に着くみたい。

ビバーク前提でロングハイクのデビュー戦にちょうど良さそう。


後日談で、その同じ雷雨で丹沢鍋割山で1名が亡くなられたそうだ。

ご冥福お祈り申し上げます。

登山をなめるべからず。明日は我が身。

登山に行くペースが上がってて

調子に乗っていたことは否めない。

色々と見直す良い機会になった。

Buddy22

本日はパーゴワークスのBuddy22デビュー戦でした。

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