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冬登山、冬キャンプの頼もしい見方!Naturehike/ダウンパンツ・ダウンソックスの実地テストレビュー。

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コストをかけずにある程度暖かいダウンパンツとダウンソックスが欲しいなぁ、とAmazonパトロールをしていたところ、見つけちゃいました。

一昨年頃よりテントのコスパで一躍有名になったNaturehike(ネイチャーハイク)から2点!

Naturehikeのテントは既に使っているが、文句なしの100点だし、これもかなりの期待値です。

この2点を2021年始の大寒波真っ只中、キャンプ場で実地テストをしてきたのでその使用感をご紹介します。

Naturehike

Naturehikeはその名の通り山岳ギア中心に展開している中国のブランドで、突如市場に現れコスパ最強とを名高くキャンプハイク界隈のフリーク達を唸らせ続けています。

最近だと2020年秋に伊藤忠商事が独占輸入権を取得し話題になりました。

ネイチャーハイクジャパンのオフィシャルサイトはこちら。

NatureHike テントについても実地テストしてます。

その他冬季寝具のレビューも。

まずは購入した2つのスペックから!

ダウンパンツ

出典:Amazon
製造国中国
生地&内里20D/400Tナイロン
充填物ダウン90%/800FP
収納サイズφ11*21cm
重量約250g
適切な温度5℃~-15℃

ダウンソックス

出典:Amazon
製造国:中国中国
生地&内里:20D 400Tナイロン20D 400Tナイロン
充填物S:10g ダウン90%
M:20g ダウン90%
収納サイズ9cm*14cm(収納スタッフバッグ付)
重量:約80g約80g
適切な温度不明

環境

2021/01/02~03 千葉県の平地

幕営地:昭和の森キャンプ場(ひだまり区画)

天気:晴れ

気温:最高気温7度、最低気温0度(前日予報より抜粋)

今回は関東平野の中でも特に暖かい千葉県の中腹に位置するキャンプ場で年始のキャンプを行ってきた時のことを紹介します。

こちら、あくまで個人差があることをご了承ください。

さて、実際に使用してみると、、、

ダウンパンツ

Lサイズを購入。

着用時の気温は0度前後の野外、日が暮れ始め、少し冷えてきたな〜と夕方に着用しました。

その時の中は、ウール系インナーにアトリエブルーボトルのハイカーズパンツです。

ウエスト周りはゴム仕様になっているので着脱が簡単。紐で調整ができるのでサイズの微調整も可能。

フロントはボタンとジップで開けることができるので男性のトイレも安心です。

出典:Amazon

裾もゴム仕様。

外気をシャットアウトしてくれます。

サイドポケットがないので、使用の際にはトップスのポケットかサコッシュを掛けるなど工夫が必要ですね。

あと、若干丈が短めです。ハイカットシューズなどとの併用を想定しているんですかね。このサイズを間違えると足首が寒くなってしまうので注意が必要です。

ちなみに171cm普通〜若干ガッチリ体型の私でLサイズでぴったりでした。

足を組んだり、あぐらをかいたりと伸縮性があるので少しのサイズ誤差は問題ないかと思います。

収納サイズはこちら。

パンツとなると少し大きめですね。

スタッフサックに少しゆとりがあるので収納は簡単です。もっと圧縮できそう。

ダウンソックス

Mサイズを購入。

こちらは寝る時限定で着用しようと考えていたのですが、mont-bellの厚手ウールソックスとSUBUサンダルだけじゃどうにも寒さに耐えられなくなってきたので、ウールソックスの上から着用しました。

こちらが実商品です。(明くる日の朝、収納湿気対策の為、乾燥させている最中)

見てお解りかと思いますが、底の生地が切り替えになっています。

恐らく家の中でもストレスフリーで着用できるように、とフローリングで滑らないようなスリップ防止加工が施されています。

さすがに野外だけでの着用を想定していないみたいです(笑)

寄るとこんな感じ。

そして有り難かったのが、裾口の絞り機能。この絞りの有無で快適さがグンと変わると思います。

裾口を絞ることによって外気の侵入を防ぎ、中を暖かく保つ。

より効率的にダウンを膨らますことによって暖かい、ということですね。

このおかげで就寝時に足元が寒くて起きることはありませんでした。

中生地と絞りはこんな感じです。

縫製もしっかりしていて安心でした。

ちなみに私のテント泊装備は、頭から腰までしかないハーフサイズのインフレータブルマットを使用しているので、そのままだと足元の防寒はやや弱め、、、

これまでの3シーズンは足元にザックを置いたり、ダウンの収納ケースに洋服を詰めて置いたり、と足を地面につかないよう工夫して寝ていましたが、さすがにこの真冬にそのスタイルでは寒くて起きる恐れがあるな、、、という事で今回導入してみたのです。

結果、一度も起きる事なく朝を迎えることができました!

※同行者2名は寒くて寝られず、管理棟のロビーで寝たそうです……

収納サイズ

サイズ比較として。

コーヒー缶と同じ高さでかなりコンパクトになります。

この手の商品って収納サイズを攻めすぎてスタッフサックに詰め込むのが難しかったりするのですが、難なく収納完了しました。

キャンプでも登山でも使えるコンパクトなサイズなので、防寒対策と荷物の問題は無いのは嬉しいところ。

購入時の注意点

Amazonのレビューを見ていると「毛が抜ける」などの不良や「サイズ」の辛口レビューが見られます。

まず、抜ける問題に関して、ダウン製品って使用していくうちに抜けることが前提ですし、それが嫌なら製品永久保証、詰め直しが可能な「NANGA」製品を購入することをお勧めします。※NANGAがダウンパンツ、ソックスを展開しているかは知らないですが、、、

従来のモデルの半額以下で購入できることを考えると個人的には許容範囲なのかな、と思います。

そしてサイズ。これは購入ページでわかりにくくなっております。

「26cm前後の方がSサイズを購入してかかとが入らない、」などのレビューが多く見受けられました。

そんなレビューを参考にし、スニーカーサイズ27cmの私はMサイズを購入し、厚手のウールソックスの上から着用、気にならない程度のゆとりがある丁度いいサイズ感でした。

それ以上に足が大きいサイズ人は中厚手のソックスでの着用、女性はSサイズの着用で靴下の厚さを調整すると良いでしょう。

終わりに

それなりに暖かければいいなぁ、と購入したのが失礼なほどハイスペックな2製品。

暖かさも質も申し分なく、快適な冬キャンプができました。

不安になりがちな冬の防寒対策におすすめの商品だな、と思いました。

勿論冬の登山にもお勧めできるコスパ最強な商品でした!

※厳雪期の高山で使えるかは解りません。

近々低山、中低山程度の山で実地テストをしてみようと思います!

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