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成田スカイウェイBBQ(キャンプ場)2021年5月1日プレオープン!早速行ってきたよ。

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GW中のキャンプ場探しは至難の中の至難。例年このシーズンの予約は戦争と言っても過言ではないです。通年キャンパー以外は早い人で4月、遅めの人はGWに今年のキャンプシーズン開幕を切る人が大半ですからね…。

冬シーズンは閉鎖していたキャンプ場も次々OPENし、選択肢は増えますが、それ以上にキャンパーが多く、人気キャンプ場は軒並み満員。つまりめちゃくちゃ大変です……GWのキャンプ地を抑えるのは。

そんな中、2021年5月1日からプレオープンするキャンプ場

成田スカイウェイBBQ(CAMP)

奇跡的にキャンセル空きを埋める形で予約が取れたので、行ってきました。その使用感などを早速お伝えします。

成田スカイウェイBBQ(CAMP)

”BBQ”という名前がつくとBBQ場のように思えてくるがその名とは違い、千葉県成田市に位置する「不便な非日常体験を楽しむ」と言う素敵なコンセプトのキャンプ場。

東京から約1時間程度の好アクセス。成田ICを降りたら数分で到着する立地が素晴らしく良い居場所です。

まずは今回のキャンプ場の仕様と実地環境。

2021/05/03~04 千葉県中腹に位置する平地

天気:晴れ

気温:最高気温23度、最低気温10度(前日予報より抜粋)

幕営地    成田スカイウェイBBQ(CAMP)
仕様①フリーサイト
仕様②車両1台+テント1張り+タープ1張り
(定員5名)≒10m×10m=100㎡
地面土、時々芝
焚き火直火NG
ペット同伴不可(ペット受け入れの施設が不十分であるため)
AC電源なし
■営業期間
 通年営業 (定休日) 時期によって休日変更あり
■営業時間
 チェックイン   12:00~17:00
 チェックアウト 10:30日帰り17:30
 スタッフ受付    9:00~18:00
■料金情報(全て税込)
 宿泊サイト利用料  LO:2,100円/サイト RE:3,100円 HI:4,100円        
 日帰りサイト利用料 LO:1,100円/サイト RE:1,600円 HI:2,100円
 宿泊入場料  大人600円/人 子ども(12歳以下)300円
 日帰り入場料 大人400円/人 子ども(12歳以下)200円
 宿泊駐車場料  1台目無料 2台目以降1,000円/台
 日帰り駐車場料 1台目無料 2台目以降500円/台
■支払い方法
​ カード利用可/QRコード可/現金不可 
■場内共有設備
 洗い場/水道、トイレ、シャワー(無料)、ゴミ捨場、炭捨場、キャンプファイヤー、自動販売機
■設備情報
 敷地面積 約20,000㎡
 アクセス案内車でお越しの方
 東関東自動車道の成田ICより国道295(空港通り)を成田空港方面へ車で約3分
 駐車場駐車可能台数:100台
  
サイト内へ乗り入れ可1組1台まで2台目以降駐車場をご利用ください。
 立地環境 草原/土
 施設タイプ フリーサイト
出典:公式HP

HPから抜粋しました備考の料金形態、LO:ローシーズン RE:レギュラーシーズン HI:ハイシーズン と分けられているので、いく前に予め予約ページで確認しておくと良いですね。  

また、この現地環境からわかる大きな特色として、

  • 車乗り入れ可能な広大な敷地のフリーサイト
  • 千葉県内近隣のキャンプ場と比較して安価
  • ICが近くてアクセス良好
  • 調達系近隣施設が多種多様

≪周辺施設≫
▼入浴施設▼
・温泉:天然温泉 美湯(車で3分)
    成田空港温泉 空の湯(車で12分)
    天然温泉 黄金の里(車で13分)
    龍泉の湯(車で15分)

▼コンビニ・スーパー・ホームセンター・空の駅など▼

・コンビニ:セブンイレブン成田インター店(車で1分)
      ファミリーマートANAクラウンプラザホテル成田店(車で3分)

・スーパー:イオンスタイル成田店(車で10分)
      タイヨー成田店(車で10分)
      マックスバリュ成田富里店(車で11分)
      ヤオコー成田駅前店(車で12分)

・ホームセンター:ジョイフル本田富里店(車で11分)
         ケーヨーデイツー成田店(車で12分)

・空の駅:さくらの山 空の駅さくら館(車で6分)
     空の駅 風和里しばやま(車で14分)

▼観光・アクティビティ▼
・成田空港(車で3分)
・成田山新勝寺(車で13分)
・成田ゆめ牧場(車で15分)
出典:ナップ

近隣施設が多いので、ICを降りてからの食材調達で問題ないですね。

私は一つ前の富里ICで降りてスーパーKASUMIに寄り、食材を調達した後、近くの風呂の場所を下調べしながら下道で現地に向かいました。

現地レポート

入り口

右手が入り口です。入り口の先には国道。国道沿いにキャンプ場があるってなんか不思議な感覚でした。

左手の管理棟のような建物は機材や道具などが置いてある物置で、キャンプ用として稼働しておりませんでした。今回はプレオープンだったのでトレーラーでチェックインとなりましたが、今後この建物を管理棟として運営していくのでしょうか。(個人的には管理棟としての運用にぴったりだと思いました)

 

さて、フロアにinです。

入場門
こちらが受付トレーラー

この受付でチェックインを済ませ、車一台分の門を潜ります。ちなみにここのトレーラー前で焚き火用の薪を購入できます。1組1000円でした。

潜った先は、周りが森に囲まれた広大な敷地。目視できないほど奥行きがあるのが印象的です。

この右手には洗い場やトイレ、シャワーなどの共用施設があります。

奥から、青い建物がトイレ、焚き火台などの洗い場、キッチン系洗い場、シャワールーム となります。

チラッと見える成田空港関係のホテルが不思議な空間を演出しています。

キャンプ場施設系はここに集約している感じですね。

反対からみるとこのようになってます。

お子さんの泥だらけの足を洗うなど多用途に使えそうな洗い場。

炭や灰などを洗う低めの洗い場とキッチン系の洗い場で分かれており、用途にとって洗い場を変える必要があります。おかげでキャンプ場の綺麗が保てると思うので協力してくださいね。また、蛇口はそれぞれ6つずつあるので混雑時もあまり問題なさそうです。

こちらは炭捨て場

炭捨て場があるので、行き場を失った燃え殻や昨晩の炭はここに分別して捨てましょう。

また、薪木や木炭を使って朝食を作れます。朝に火を起こす為には、撤収時間までの消火を考えたり、火消し壺を用意したり、、、と手間と荷物が増えてしまいます。本当は鉄フライパンを生火で熱々に熱してベーコンと目玉焼きを作りたい気持ちをグッと堪えて、いつも朝食はガス火でした。そんな悩みから解放される良い設備だなぁ、と思いました。

※と言いつつも私は昨晩飲み過ぎて胃が絶不調、朝食は抜きでしたけど。

奥に連なるのはシャワールーム。見てみましょう。

シャワールーム
外履きを脱ぎ、内サンダルに履き替えるスタイルです。

シャワーだけでなく鏡やジャグ、ホースをかける場所もあり、脱衣置き場もあります。必要最低限の設備は完備、お湯も出るので十分ですね。ただ、シャンプーやコンディショナー、ボディソープなどが必要であれば持参する必要があります。時代柄、環境に配慮されたものを用意したいですね。

そして料金はチェックイン時に支払った金額に込まれている形なので追加料金はなし。場所によってはコインシャワーや貸切風呂など追加料金がかかるキャンプ場もあるので無料感覚で使えるのはありがたいところ。

シャワールームは計6つあるので混在時にも待つことはあまりなさそうです。

続いてトイレ。

トイレはフェスや野外イベント会場によくある仮設式。男3,女3の計6つ並んでいます。

施錠部分

施錠部もわかりやすく、お子さん一人でも安心です。

仮設トイレですが、洋式トイレです。最近の仮設トイレは様式が増えて嬉しい限り。また、こちらもシャワー同様内サンダルに履き替えるタイプです。ボットントイレのような悪臭もなく、内サンダルのおかげで綺麗が保たれています。

こちらは次の日の朝、スタッフの方がホースで洗浄してくれていました。OPENから三日目ですが、定期定期に清掃してくれている感じですね。本当にトイレの床が綺麗で野外のトイレとは思えない清潔感でした。

室内でも汚いトイレは本当に汚いですからね…。オーナーさんの心遣いがものすごく伝わった瞬間でした。

今回のキャンプスタイル

今回は車での移動だったため、これまでとは違ったTHE CAMP STYLEです。風が強かったため、陣幕を使い風避けエリアを作りました。これにて焚き火スペース兼メインスペースを確保し、その近くにヘキサタープを仕掛ける形です。

前日、前々日に夕立や局地的な大雨があったため、天候次第でヴォールトを張り凌ぐことを想定してましたが、強風時の設営が億劫だったのと、天気も予報では今日明日大丈夫そうだったのでナシ。

ポーラーのツーマンテントとNaturehikeのcycling ULの小テントを稼働。こんなスタイルで落ち着く。

別記事で、Naturehikeのcycling ULのレビューも書いてます。

反対から見たらこんな感じ

このスタイルならあと2〜3人増えても楽しくできそうなスペースの余裕あり。

今回のMVPはなんと言っても陣幕。これに尽きます。向かいのファミリーのタープが倒れてしまったり、同時に設営を開始したお隣様がタープの設営を断念するほどの強風。。。天気予報からの数値だと風速10〜15mくらい。この強風を終始凌いでキャンプができたのが、満足を向上させた1つの要因であることは間違い無いです。と同時に春の嵐の難しさを思い知らされました。

総括

出来立てのキャンプ場ということで、共用施設がすごく綺麗だったのが良かった。

お風呂とトイレが仮設小屋でしたが、どちらも外履きを脱ぎ、内サンダルに履き替えて使用するルールがあり、2日目の朝はスタッフの方がホースで内部まで綺麗に洗浄をしてくれていました。この運営と私たち使用者の心遣いが続いていけば綺麗は保てると思うので、あまり欠点にならないと感じました。

そもそもキャンプとは不便をも楽しむような文化ですしね。私は2日3日風呂に入らなくても大丈夫な体になりました。登山のせいで…

そういう観点で見ても、ファミリー向けであることは間違い無いです。すぐ近くに空港があり、飛行機の離着陸の往来が間近で見れるので、キッズは喜びそう。また、近い割に騒音は殆ど気になりませんでした。

そして、HPに書いてあったのですが、これからも手を加えていく考えがあるそうなので、まだまだ可能性を秘め期待値が高いです。

定期的に訪れたくなる良いキャンプ場でした。

すぐ再訪すると思います。ありがとうございました。

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