POLARのツーマンテント。これはもう4年も前に買った、結構付き合いの長い相棒。
確か初めてGOOUT JAMBOREE に参戦した2017年、どうせ行くならかっこいいテントを新調したい!と言うことでずっとマンマークしていたこいつを駆け足で購入したっけ。
それからというもの、ソロキャンプやセッションの時は大体これ。広さも積載も迷う必要のない安定感をずっと出していてくれていました。
あ、あとキャンプ場でテント被りが起きにくいってのも地味に良い点。
そんな中昨年(2020年)は登山にのめり込んだこともあり、1度も出さずに終了してしまった。(ごめんね)
ということで、今年は年始のキャンプから盛大に愛でました。そしてGWもガッツリ頑張ってもらいました。
改めて良さを実感したので魅力を盛大にお伝えしていきます。
POLAR ツーマンテントとは
サイズ | 152 x 216 x 101cm(収納サイズ:18cm×50cm) |
重量 | 3.5kg |
素材 | フライ素材:30D ポリリップストップ 2000mm 防水 本体素材:20D メッシュ 高通気性 底面素材:210T ポリリップストップ 3000mm 防水 PU コーティング |
ペグ、ポール | 軽量アルミ |
付属品 | ペグ(12本)、ガイロープ (6本)、リペアキット |
まず、防水耐水性はまぁまぁ問題ないスペック。2000mmとなるとケアは怠らず行いたいところ。ちゃんとやっててよかった。
丸四年経過したけれど、加水分解もなく未だにバリバリ撥水してくれます。有難い品質です。※ちゃんとケアは怠らずやってます。といっても撤収時と帰宅後に日陰干し程度ですが、、、
重量、収納サイズを言うと、登山・徒歩/自転車のキャンプにはギリ難しいサイズかなぁ。通常の車でINするキャンプであれば積載時に嵩張らないし、万一駐車場から運び出す工程があっても問題は少なくなるはず。
実際知識もなく無謀だった頃、これを担いで真夏の雲取山にアタックしたときに重過ぎて引き返した恥ずかしい思い出…
後ほどご紹介しますが、2人用と言っても従来の2人用自立型テントと比べ広く、居住性が高いのが特徴。
各ディテール
まずは全室、入り口から。
吊り下げ式のダブルウォールテント。インナーテントはメッシュ製のベーシックなタイプ。形はシンメトリー、入り口は両面です。
全室は靴や荷物など少々物を置けるこちらもベーシックなサイズ。
参考程度に靴を置いてますが、まだまだ他にも置く余裕があるので急な雨でのギア避難に役立ってます。
ざっくりと中のサイズ感を。
ざっと寝袋を1つ置いてますが、手前にもう一人、奥もまだスペースに余裕があります。2人で寝てもゆとりがあるサイズ感が嬉しい。一人で使うと更に悠々、余白にソワソワしてしまうくらい。
ちなみにインナーの隅はこんな感じです。
寝袋に入り、内側からの景色。コンテナを置き、寝袋に入り、まだ余裕がある。やっぱ広い!
少し狭くなるけどMAX3人で寝ることもできそう。
もちろんランタンの吊り下げフック有り。
(もはやこれ付属してないテントはもう見かけない、あって当たり前仕様ですね)
内側からもロゴが目立つ。起きて寝ぼけ眼で見るとたまにゾッとします。
これがツーマンテントの謎仕様、覗き窓。(夜露でめちゃめちゃ曇ってますが)
ここから光が少し入ってくる感じです。もちろん外の様子を伺えます。つまりしっかり中の人を覗けます。
ツーマンテントの良さって…
仕様は至ってベーシック。特段軽い訳でも小さい訳でもないこのテントをなぜ良いと言い切れるのか。
それは「かっこいい」からです。
機能だ軽いだ素材だなんだとスペックばかりを気にしがちなテントですが
良いテントの定義って結局のところ自分の感性で納得のいくテントを購入して、どんなに手間がかかろうと愛着湧かせてテントを愛でることができるかによりけりなのかもしれないなぁ、ということでした。
空前のキャンプブームでテント購入を検討する人が増えた今。さまざまなブランドからさまざまなテントが展開されていますよね。
購入に迷う理由もさまざまです。
どんな理由であれ”相棒”と呼べるテントを是非見つけて欲しいですね。愛でてケアしてあげてください。(1年ほったらかしにしていた僕が言うのもアレですが…)
ちなみにPOLARのツーマンテントはフェスなどのイベント出店ブースにPOLARが来ていたらチャンスかもしれません。ブースで出品していて、タイミングが良ければ半額くらいの値段で手に入れることもできます。
ソースは数年前の現地確認なので今は分かりません。
その他Nature Hikeの山岳用テント2型もゆるレビューしてます。
これもすごく良い製品だったので参考程度にどうぞ。